今回はガンキャノンを塗装せず、ウェザリングのみでそれっぽく仕上げます。ガンプラは成型色がちゃんとついているので、ウェザリングだけでもそれらしくなるのです!
HGUC ガンキャノンの塗装レシピ
- 部分塗装、筆塗りのみ
- 【ビームライフル照準器】タミヤ アクリル塗料 XF-3 フラットイエロー つや消し
- 【ドライブラシ】タミヤ ウェザリングマスター Fセット
- 【機械部】タミヤ ウェザリングマスター Fセット
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【その他】Mr.トップコートスプレー つや消し
超シンプルであります。
HGUC ガンキャノンの製作
キットの製作
製作に使ったのは下記のキットです。HGUCの第一弾で出たキットです。ちゃんと膝立ちします。ガンプラは安くって本当にえらい。
HGUC 1/144 RX-77-2 ガンキャノン (機動戦士ガンダム)
製作はもう素直に説明書の通り作りました。合わせ目は頑張って消しつつ、難しいところはむしろカッターの背を使って掘ってしまいました。
ディテールアップ
さてそのままですとやや細密感にかけるので、お手軽なディテールアップをします。ピンバイスで穴を開けます。使うのは 0.5mm のドリルで、適当に穴を開けます。墨入れで塗料が溜まって黒くなるように貫通しないように気をつけます。
下の写真でいうとボディに4つ開いている穴が追加で開けた穴です。そのままだと地味な面に開けると細密感が出てそれっぽくなります。
ピンバイスというのは手動の穴開けドリルで、手でくるくる回すと穴を開けられるという便利ツールです。タミヤの精密ピンバイスがオススメで、これにプロクソンのドリルセットを持っていれば、プラモ関連で以後困ることはないはずです。
HGUC ガンキャノンの塗装・ウェザリング
ガンプラ無塗装はまずトップコート
ガンプラは成型色が良い感じなので部分塗装やウェザリングで仕上げられるのが肩の力が抜けて良いところですが、そのまま塗装ができるわけではありません。プラ材ですので表面がテカっていて色の乗りが悪いのです。
そこで最初にやるのがつや消しトップコートです。お約束のような感じになっていますが、これをすっ飛ばすとウェザリングどころではないので忘れないようにしましょう。
つや消しトップコートを吹くことで表面にざらっとした皮膜ができます。この皮膜がテカリを抑えるわけですが、ざらっとした皮膜なのでこれに塗料やウェザリングで使うピグメント等が食い付きます。これを最初にやっておくことで、無塗装で良い感じに仕上げる最初のステップを踏み出すことになります。
まぁつや消しを吹いておけば、そのまま終了にしても結構良い感じに見えたりもしますね。とはいえスミ入れは劇的に姿が変わるので、そこまではやっておくことをオススメします。
ライフルを部分塗装
ライフルは部分塗装をしました。照準のところをタミヤアクリルのフラットイエローで筆塗り塗装しました。はみ出したらアクリル溶剤を綿棒につけて拭き取れば簡単に取れます。
部分塗装はお手軽な割にそこそこいい感じになるので、やったことない方は是非お試しを!
スミ入れ
スミ入れはタミヤエナメルのフラットブラックを100均ライターオイルで薄めたものをべろーっと全体に塗って、エナメル溶剤をつけた綿棒で拭き取りました。
デカールを貼る
続いてデカールを張りますが、僕は戦車をこよなく愛していて、余りデカールが山のようにあります。ここでは余りデカールを切ったり貼ったりしながら、よしなに良い感じにしました。接着の際にはMr.マークセッターを使ってよく接着するようにしています。
デカールは墨入れ後に貼るようにしています。デカールを貼った後にまたつや消しトップコートを吹くからですね。これはデカールを保護するためです。本当はデカールを貼る前に一度ツヤありでコーティングをして、表面をツルツルにした方がデカールがぴっちり付くのですが、面倒なのでやりません。
ガンプラの仕上げはウェザリングマスターがお手軽
最後にウェザリングマスターでお手軽に仕上げていきます。今回はウェザリングマスターFセット、金属色だけで仕上げてしまいます。
適当な銀色の粉(チタンとか)を付属のハケにとって、エッジ周りを中心にこすっていきます。簡単に光沢感のある風合いになります。ガンキャノンの主武器でもある両肩のキャノンにはこれでもかっというくらいにこすりつけます。それだけで金属の風合いに変わってくれます。便利。
そんなわけで完成です。ステップはそこそこありますが、材料もシンプルなのでお手軽にやれると思います。ちなみに一番時間がかかったのはデカールを貼るところでした。。まぁこれが楽しくってサァ。。
HGUCガンキャノンの完成ギャラリー
というわけで完成しましたガンキャノンくんであります。
カイさんが勇敢に戦っていた姿が思い起こされますが、戦車のデカールを貼ったりしたため良く分からないけれどかっこいい何かになりました。たのしい。
そして僕の中で一番印象的なのは膝立ちからの砲撃シーンです。もちろんやってみました!
本当は地面に手をついているべきなのですが、そんな都合の良い段差はなかったので、普通にひざ立ちです!別アングルから!
かっこいい!どかーんであります。どかーんドドドドどかーん!!ガンプラは良い大人を子供にしてしまいます。。ついニャンコ相手にどかーんとやりまして、22歳のご長寿ニャンコにえらいバカにした目でみられました。。デスヨネー。
まとめ
今回はガンキャノンくんをほぼ無塗装で、ウェザリングだけでそれっぽく仕上げてみました。ボディ全体を塗り分けしようとすると死ねるガンプラですが、部分的な塗装であれば楽チンです。
組み上げて終わってしまうのは勿体ないので、ぜひチャレンジしてみてください。
ファーストガンダムを見放題で楽しむ
ちなみにガンキャノンに手を出したのは、プライムビデオでガンダムが見放題になって、最初から全部見直したからで、アムロくんのガンダムはMGで作ってしまいました。何というか、本作見ると無性に作りたくなりますよね、ガンプラって。怖い。
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