定番のザクであります。僕の中ではガンダムよりザクの方がかっこいいです。それも量産型というのが良いじゃないですか。兵器は量産できてなんぼなのであります。
ガンプラを楽しむことだけを考えて、成型色のまま、ウェザリングだけを行いました。塗装したのはヒートホークの先端部分や脚部に付いているミサイル的な武器だけです。部分塗装とウェザリングだけでこのレベルの仕上がりになるなら、これはもう、お手軽の極みですね。
HGUCザクⅡの塗装/ウェザリングレシピ
- 筆塗りのみ
- 【ヒートホーク】タミヤ アクリル塗料 XF-3 フラットイエロー つや消し
- 【脚部ミサイル】タミヤ アクリル塗料 XF-9 ハルレッド つや消し
- 【武器等】タミヤ ウェザリングマスター Fセット
- 【機械部】タミヤ ウェザリングマスター Fセット
- 【スミ入れ + フィルタリング】ホルベイン油彩具 バーントアンバー
- 【スミ入れ + フィルタリング】タミヤ エナメル塗料 XF-63 ジャーマングレイ つや消し
- 【その他】Mr.トップコートスプレー つや消し
HGUCザクⅡの製作
バンダイのキットなので何も迷わずに作ることができると思います。今回モノアイは変更しないでそのままシールを貼っただけでしたが、できればモノアイは変更しておきたいところですね。WAVEのHアイズをつけると良いです。
今回使ったのは ガンプラ HGUC 1/144 MS-06 量産型ザク (機動戦士ガンダム) です。700円代という意味のわからない価格帯になっています。すごい。ランチより安いとか意味がわからない。
HGUCザクⅡの部分塗装とウェザリング
さて塗装はなるべく手間をかけずにやりたいところです。すでにパーツに色がついていますから、何も色を変えるでもなし、塗らなくても良いじゃないかということで、そのまま生かして仕上げていきます。お手軽がいちばんであります。
無塗装なら最初はつや消しトップコート
まずはつや消しトップコートを吹きます。そのままだと表面がプラのてかてかした状態で塗装しづらい上に、ウェザリングのもろもろで使う材料もうまく乗りません。Mr.トップコートスプレー つや消しがとりあえず無難かつベストです。
デカールを貼る
僕の手元には戦車の余りデカールがどっさりとあるのでこれを使います。適当に切ったり貼ったりしつつ、かっこいいと思える何かに仕上げていきます。ちなみにここではスミ入れ前にデカールを貼っていますが、本来ならスミ入れやフィルタリングの後に貼った方が良いです。デカールは弱いので、できればピグメントやドライブラシのような柔らかいタッチの手法で汚したいところ。
スミ入れ
スミ入れをします。僕は面倒くさがって戦車と同じようにビシャッとエナメル塗料を塗りたくるのですが、当然のごとくプラを侵食してちょいちょいパーツが割れます。 たまに全く割れないこともあります。割れたら割れたでダメージ表現っぽくすれば良し、ということで気にせずやっています。今回は油彩具のバーントアンバーとエナメル塗料のジャーマングレイを混ぜたものを使いました。
ぐったり。
エッジを強調する
ダメージと汚れの表現をエッジ(角っこや尖っているところ)を中心に入れていきます。エナメルのジャーマングレイ(墨入れのと同じやつ)を使いました。薄めずにそのまま筆にとって、べたっと塗らないようにティッシュである程度塗料を拭き取ります。ドライブラシ気味な状態でエッジを中心に擦り付けていきました。ジャーマングレイは便利ですなぁ。
ウェザリングマスターで光沢をつける
やはり武装や関節部分は金属ですから、金属光沢をつけたいものです。金属光沢を簡単につけるなら、タミヤのウェザリングマスターFセットがおすすめです。もちろん鉛筆の芯を削ったグラファイトを使っても良いですが、400円くらいで大量に買えるウェザリングマスターは圧倒的に便利です(そして中々減らないコスパの良さもにくい)。
Fセットのチタンを付属のブラシでこすり取って武器につけます。それだけです。
それでこんな感じに。ううむ素晴らしい。ヒートホークや関節パーツにも擦り付けています。お手軽です。また頭部のパイプっぽいやつ(名称は知りません、、)も金属パーツ風なので、擦り付けておくと良い感じになると思います。
またエッジまわりにも付けすぎないように気をつけつつ、Fセットの粉を擦り付けておくと良い感じに機械らしい風合いになります。
最後にトップコート
仕上げにつや消しトップコートを吹き付けて完成です。
HGUCザクⅡの完成ギャラリー
最高の仕上がりを目指すならエアブラシで完全塗装になると思うのですが、だいぶ大変そうなので、お手軽にクオリティアップをするなら、やはり部分塗装とウェザリングが良いと思います。
がっつり塗装をしなくても、このレベルにまでは持ってこれます。ザクは特に汚れが似合うので汚せば汚すほどかっこいいんじゃないかと思ったりします。いきなりやるのは心配でも700円のキットでやるぶんにはさほど心も痛みませんし、とても良い実験材料になると思います。
やっぱりザクにはこのバズーカを持たせたいですなぁ!
最後にお気に入りの一枚。
人間目線!いいなぁ、ザクいいなぁ!
ファーストガンダムを見放題でもう一度みる
最近ガンプラを作るようになってきたのは、Amazonプライムビデオでファーストガンダムを最初から最後まで見直したからです。毎夜毎夜タブレットで見ていたらもう辛抱堪らなくなりました。。
機動戦士ガンダム、Zガンダム、ZZガンダム、第08MS小隊、シャアの逆襲、0083、ガンダムX、00ガンダムを見終わりまして、今月はガンダムAGEを見ています。なんというか良い時代になったもんです。
まとめ
今回はHGUCザクⅡをお手軽ウェザリングで仕上げてみました。まぁお手軽仕上げしかしていないわけですが、こうやって手間を加えることでディスプレイに並べた時の存在感は圧倒的に変わります。
作ってそのままだった人も試しにやってみはいかがでしょうか。
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