さて今回は鉄血のオルフェンズで活躍したHGバルバトスルプスを部分塗装と簡単ウェザリングでそれらしく仕上げてみました。鉄血のオルフェンズ、Amazonプライムで無料配信されているので一週遅れで見ていますが、ぐっときます。何度もグッと来るシーンがあるのでちょっと見ていてツライですが、よくできた作品だと思います。
そんなオルフェンズを見ているうちにどうしても作りたくなってしまったのが、今回のバルバトスルプスでした。何と言っても決め手は価格の安さ!購入時で 780円くらいでした。安めのランチと同価格じゃありませんか。。。
お手軽仕上げでこの完成度。素晴らしいキットであります。
今回もお手軽仕上げなので、基本的にプラの成型色を生かして良い感じに仕上げていきます。エアブラシは使いません。筆だけでOKです。
HGバルバトスルプスのお手軽ウェザリングレシピ
- 筆塗りのみ
- 【関節機械部】Mr.カラー C8 シルバー (銀)
- 【武器等】タミヤ ウェザリングマスター Fセット
- 【スミ入れ】タミヤ エナメル塗料 XF-1 フラットブラック つや消し
- 【チッピング】タミヤ エナメル塗料 XF-63 ジャーマングレイ つや消し
- 【退色表現】タミヤ ウェザリングマスター Aセット
- 【その他】Mr.トップコートスプレー つや消し
HGバルバトスルプスの製作
製作に使ったのはバンダイのHGバルバトスルプスです。800円以下で買えます。
組み立ては特に改造もせず、説明書に従って素直に組み立てました。関節以外の固定して問題なさそうなパーツはタミヤセメントで固着してあります。ウェザリング工程でボロボロ崩れると面倒ですし。
組み上がりました。もちろんそのままでも格好良いですが、バルバトス君が綺麗なんてちょっと気味が悪いですな。汚しちゃいましょう!
HGバルバトスルプスの塗装・ウェザリング
ガンプラは各パーツがそのままでもそれっぽい色に仕上がっているので、そんなバンダイさんの心意気を無にせずそのまま生かして仕上げます。
まずはつや消しトップコート
定番化していますが、ひとまずつや消しトップコートで表面のテカリを抑えつつ、塗料が乗りやすいような下地にします。乾燥したらパーツを胴体、腕部、脚部等、分けられる範囲でバラしておきます。
スミ入れ
モールドがしっかり際立つようにスミ入れをします。今回はエナメル塗料のフラットブラックを使用しました。100均のライターオイルで溶いたものを全体に塗りつけて、乾燥したらエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取っていきます。
僕はそこそこ汚れを残したいタイプなので、完全に拭き取らず、あえて拭き残しをしたりしますが、今回はかなり綺麗に拭き取りました。
バラバラ。
チッピング
塗装剥がれや、自然な汚れ感を表現するのに非常に優れた手法である、チッピングを行います。今回やるのは「スポンジチッピング」です。難しそうに聞こえますが、まったく難しくないです。塗料をつけたスポンジをポンポン当てていくだけです。
下の写真はチッピング前です。画像下にあるのがスポンジ片で、100円均一に売っている安い食器洗いスポンジをちぎったものです。ここにタミヤエナメル塗料のジャーマングレイをつけて、何度か新聞紙等にポンポン、と当てます。塗料がべったりつかなくなって小さなツブツブがつく程度になったら、パーツのエッジ(角っこ)を中心にポンポンと当てていきます。
まずは Before
で、After です。
これを全体に満遍なくやります。結構しんどいです。。
部分塗装
ここで関節パーツ等を良い感じにしておくのを忘れていたので、Mr.カラーのシルバーでドライブラシ気味に塗装しました。主に黒い色をしている、装甲下の金属っぽいパーツです。
べたっと塗りたくると何だか微妙な具合になるので、ドライブラシ風にやるのが良いかと思われます。
ウェザリングマスターで調整
部分塗装のシルバーで金属風にはなりましたが、一応ウェザリングマスターでも整えておきます。使うのは金属カラーのFセットです。付属の刷毛に粉(僕の場合はチタンが多い)をとって機械系パーツや武器等に擦り付けておきました。これだけでもかなり良い感じになります。
また各パーツがまだ成型色のままで微妙なので、退色表現を加えます。こちらもウェザリングマスターでAセット(サンドカラー)を使います。このライトサンドの粉を明度の明るい赤や青のパーツに擦り付けると、良い感じに退色感のあるの風合いになります。
全体のバランスを見て整えたら完成です。
HGバルバトスルプスの完成ギャラリー
さっと完成したようで、チッピング等で結構時間のかかったバルバトスルプス君です。可動範囲も広く、奇天烈な形状の脚部も案外よく安定します。
かっこいい。
全体的にやや使用感のある風合いに仕上がりました。
顔のアップ。
目が光って見えますが、付属シールが太陽光に反射してそういう風に見えているだけです。続いて後ろ姿。
関節周りは銀でドライブラシをしているのもあって、なかなか金属っぽくなりました。
バルバトス君は両手持ちもできるそうなので、持たせて見ました。
かっこいい。。。
まとめ
そんなわけでバルバトスルプス君でした。お手軽な割にとても格好良く仕上がるのでとても満足度の高いキットでした。最近その次のレクス君も作りたい欲求が高ぶってきて…うーんどうしよう。
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